かぶら杉(かぶらすぎ) |
樹齢650年の杉で名前の由来は「鏑矢」(かぶらや)に 似ているところからこの名が付いたそうです。地上1.5m位の 所から幹が分かれていて、小さい枝も入れると全部で9本残って います。中央の大元以外は元々枝だったものです。 枝が大きくなって幹のようになるのは日本海側の杉の特徴で、 積雪の影響と言われています。 |
白島展望台(しらしまてんぼうだい) |
隠岐の最北端です。最北端の島が「沖ノ島」で、国の天然記念物 オオミズナギドリの繁殖地になっていてます。又、トウテイランの 群生地でもあります。その他、「松島」、「白島」などの島々が 点在しています。白島崎先端(沖ノ島、亀島、小白島方面)の岩が 白く見える部分は、アルカリ流紋岩や粗面岩で天望台下の黒く 見える島々は玄武岩の火砕岩や溶岩です。 |
佐々木家(ささきけ) |
この地区の代々庄屋職を務めてきた家です。築後170年ほどで 国の文化財になっています。 建坪69坪あります。この家も玄関が三つに分かれており、昔は 身分の違いによって入る入口が分かれていたのです。 屋根は杉皮屋根で押さえ石が600個以上乗せてあります。 |
西郷岬灯台(さいごうみさきとうだい) |
西郷岬灯台からは、西郷湾から大満寺山までを一望する ことができます。隠岐で最初に建てられた灯台です。 西郷港を出入りする船を高い場所から見守っています。屋根の 上にある、風見鶏も見どころです。 足元には、美しい日本海が見渡せる眺めの良いオススメの 場所です。 |
ローソク島展望台(ろーそくとうてんぼうだい) |
ローソク岩は約20mの高さがあり、岩質はアルカリ 流紋岩です。数十万年もの間、日本海の風浪に浸食され 削られて今の形になったものです。陸からはローソク岩に 太陽が重なる所は見えません。遊覧船など利用して見に 行かなければならないので、季節と気象状況に大変左右 されます。雲に隠れたり、時化で欠航だったりと、見えるか どうかはその時の運しだいです。 |
深浦の滝(ふかうらのたき) |
落差約30mから落下する滝です。 島根県名水百選にも選ばれていて、隣には雨の降った後にしか 見られない幻の滝「白糸の滝」も存在し、地元では深浦の滝を 雄滝、白糸の滝を雌滝と呼んでいます。 |
白糸の滝(しらいとのたき) |
雨の降った後にしか見られない幻の滝「白糸の滝」です。 地元では深浦滝を雄滝、 白糸の滝を雌滝と呼んでいます。 |
屋那の船小屋(やなのふなごや) |
この船小屋は杉皮屋根で、その上に押さえ石を乗せて あります。小船のアパートのようになっていて、この中で 船や漁具を修理したり、作り直したりしています。 昔の海岸線の風情風景を残す目的で当時の都万村が村で 予算を組んで建て替えたのです。 |
那久岬(なぐみさき) |
那久岬は、正面に島前の島々を見ることが出来ます。 西に沈む夕日が大変きれいな所です。復元したものですが 昔の灯台跡もあります。昔はランプだったり火を焚いたり したそうです。島前と島後の距離は、都万から海士町が 最短で約12qです。 |
壇鏡の滝(だんぎょうのたき) |
右側に高さ40mの雄滝と、左側に高さ30mの雌滝があります。 雄滝は、滝の裏側まで入れますので別名「裏見の滝」と言っています。 水は日本の名水百選に、滝も日本の滝百選に選定されています。 隠岐に流された小野篁が、都への帰還を願って打たれた滝としても 知られています。 |
油井の池(ゆいのいけ) |
標高約50mに位置した直径約250mの円形に 広がっている湿性草原です。 一部に水域があり、貴重な動植物の生息地となっています。 |
油井前の洲(ゆいまえのす) |
この浅瀬は「前の洲」と呼ばれ、約5000平方メートルの 広さがあることから千畳敷とも呼ばれています。 長い年月により地層が北西の風と波に削られてできた 波食棚です。 干潮時の潮が引いた時が見ごろです。 |
那智の滝(なちのたき) |
落差約40mから落下する滝です。島根県名水百選に 選ばれています。 滝の下には、木々に覆われた中に那智神社があります。 雨が降った後が特に綺麗な素晴らしい滝です。 |
屋那牛舎(やなぎゅうしゃ) |
牛突きに出場する屋那の牛舎を見学することができます。 |
浄土ヶ浦海岸(じょうどがうらかいがん) |
隠岐が国立公園の指定を受けたのが昭和38年です。 当時の大山国立公園に編入されたもので、現在は「大山隠岐 国立公園」となっています。その国立公園指定を記念して切手が 発行され、その図柄になったのがこの浄土ヶ浦海岸です。 地名については、一休和尚の伝説によってこの名になったと 言われています。 |
トカゲ岩(とかげいわ) |
日本の三奇岩の1つです。 岩質が大変めずらしく、「アノーソクレイス響岩質粗面班岩」と言って、 世界でも三ヶ所でしか確認されていない奇岩です。 |
龍ヶ滝(りゅうがたき) |
龍ヶ滝は高さ70mくらいの断崖です。 玉若酢命神社の玉若酢命が隠岐に来られた際、この断崖を 龍馬に乗ってかけ上がった時のひずめと尻尾の跡が残っている と言う伝説があります。 また、この断崖には、絶滅危惧種 ハヤブサの巣があり、毎年繁殖が確認されています。 運がよければ、ハヤブサに出会えるかもしれません。 もしも出会えたらビックリさせないように静かに見学して下さい。 |
大山神社(おおやまじんじゃ) |
巨木信仰の神社で、社殿は無く鳥居をくぐると御神体 である樹齢800年の杉の大木があり、山全体が神社として 祀られています。祭礼は2年に1回で4月の初丑の日に木遣り 歌を唄いながら、大かずらを幹に7巻き半巻きつける 「帯締め」の神事を行います。 山祭りとしては日本最古とも言われています。 |