本文へスキップ

観光タクシーを専門とする島根県隠岐の島町のタクシー会社です。


 山野草など 隠岐の植生について


  様々な時代を経て約1万年前に離島になった隠岐。その時間と地質が育んだのが、今も存在する不思議な生態系です。
 隠岐の自然は世界的に見ても大変めずらしく、北海道で見られる植物と、沖縄で見られる植物が同じ場所に生きていたり、
 大陸性の植物、高山性の植物、氷河期の植物までもが同じ場所で共存したりと、その原因ははっきりとは解明されておらず、
 今も多くの謎が秘められています。

 写真の花期などについては月毎に分けてありますが、あくまでも目安です。年によって時期についてはかなり差があります。
 山野草について興味のある方は観光コースに組み込む事も出来ますし、花期情報などお知らせする事も出来ます。
 ただ、希少種については自生地など案内出来ない種もあります。

 花の写真については、すべて、私管理人が撮った写真です。
 質問等ありましたら、直接管理人に問い合わせて頂ければお答えします。


3月~4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月~2月


   高山性
  オオイワカガミ
  カタクリ
   ツシマナナカマド
  シロウマアサツキ

   大陸系
  チョウジガマズミ
  ダルマギク
  オニヒョウタンボク
  ミツバイワガサ

   南方系
  ナゴラン
  シャシャンボ
  トベラ
       

   北方系
  トリカブト
  エゾキケマン
  エゾノヨロイグサ
  ハマナス



 固有種について


  地球は約2万年前の最終氷河期の後、少しずつ温暖化がおこると海水面は約130mも上昇しました。
 それまで日本列島と繫がっていた隠岐諸島は、約1万年前に今の形の離島となり動植物が取り残されました。
 隠岐諸島の固有の動植物からは1万年の間の進化の様子が見られます。(約40種)

 オキノウサギ
 隠岐の固有種です。
 耳が短くて後足が発達している
 のと、冬になってもお腹の
 下の方しか白くならないのが
 特徴です。
 オキサンショウウオ
 隠岐の固有種です。
 流水系と止水系、両方の特徴を
 持ってます。左が成体で中と
 右は幼生です。
 大人になると水から陸にあがり
 落葉の下など湿気のある所で
 生活します。
 オキマイマイ

 オキニシキマイマイ(右)

 どちらも隠岐の固有種です。
 写真を撮りに山に入ると稀に
 出会います。
  オキシャクナゲ
 隠岐固有のシャクナゲです。
 本来、高山性の植物ですが
 隠岐のあまり高くない山々には
 自生してます。
 隠岐を代表する花の一つです。
  オキタンポポ
 隠岐固有のタンポポです。
 萼がたれ下がらないのが
 特徴です。最近は外来種の
 セイヨウタンポポなどが
 増えてきて困ってます。
  オキノアザミ
 隠岐固有のアザミです。
 トゲが多いのと、背が高く
 なるのが特徴です。
 時期になると、島内どこでも
 見ることが出来ます。
  オキノアブラギ
 隠岐固有のアブラギクです。
 時期になると油井、久見、
 龍ヶ滝など、島の北側一帯で
 見ることが出来ます。


 

このページの先頭へ
トップページ
タブレットの
利用について
ご利用案内
 基本情報
 観光案内
 観光コース
 ローソク島
遊覧船

山野草と
固有種など
 宿泊案内  アクセス

ナビゲーション

copyright©2013 MINATO-TAXI all rights reserved.